2008年01月16日 23:20
人を憂えるとき、その憂いが相手にとって余計なお世話に思われることもあるだろう。
相手は(自分は)安全圏を歩いていると思っているから。
安全な場所だと信じているから。
そして万が一の用心をしているから。そう思っているから。
それぞれの感情はそれぞれの人を支配している。
それでもわたしは誰かを憂い、誰かが誰かを憂い、
そして稀なる喜びで誰かがわたしを憂いてくださる。
稀なる喜び。
それは誰かがわたしのことを気にかけてくれること。
憂いを口にされたとき、ちょっと苦手な相手なら
(なによ、あなたに言われたかないわ) と肘でも出そうか。
ちょっと前のいざこざを思い出して腹を立ててみようか。
わざと細い路地を大またの急ぎ足でぐいぐい風を切って歩こうか。
……それでもわたしなら。
わたしならその後、ちょっと思うんだ。
(なんで言われなきゃいけないの?そんなに危なっかしく見えるの?)
まだ危ない目には遭っていない。
まだ危険に晒されてなどいないのだ。
なのになぜあの人は苦い言葉を贈るのか。
誰かを憂える。その心に偽りはないと思う。
誰かの心を乱すために投げる言葉なら杞憂と自嘲しないだろう。
一行先のその心を読んでほしい。
相手は(自分は)安全圏を歩いていると思っているから。
安全な場所だと信じているから。
そして万が一の用心をしているから。そう思っているから。
それぞれの感情はそれぞれの人を支配している。
それでもわたしは誰かを憂い、誰かが誰かを憂い、
そして稀なる喜びで誰かがわたしを憂いてくださる。
稀なる喜び。
それは誰かがわたしのことを気にかけてくれること。
憂いを口にされたとき、ちょっと苦手な相手なら
(なによ、あなたに言われたかないわ) と肘でも出そうか。
ちょっと前のいざこざを思い出して腹を立ててみようか。
わざと細い路地を大またの急ぎ足でぐいぐい風を切って歩こうか。
……それでもわたしなら。
わたしならその後、ちょっと思うんだ。
(なんで言われなきゃいけないの?そんなに危なっかしく見えるの?)
まだ危ない目には遭っていない。
まだ危険に晒されてなどいないのだ。
なのになぜあの人は苦い言葉を贈るのか。
誰かを憂える。その心に偽りはないと思う。
誰かの心を乱すために投げる言葉なら杞憂と自嘲しないだろう。
一行先のその心を読んでほしい。
記事とは関係ないけど、最近のわたしの話。
容赦ないビル風に肩をすくめて建物の中に飛び込んできたわたしに
ぶっきらぼうに汚れた皮の手袋を投げて寄こす男。
わたしと同じくこの会社では一匹狼の職人さん。
すわ決闘か!と、わたしは手袋を拾い上げる。
誰かの気配で再び自動扉が開いて背後から突然吹きつける雨雪まじりの風。
その冷たさに思わず手袋に片手を入れてあっ、と気づく。
油と泥で汚れたセーム革の柔らかな感触。
さっきまで付けていたのか妙にあたたかい。
鹿の体温ってこんな感じなのかな?と思ってしまう自分に笑っちゃう。
汚れているのはなんなんだけど、
マシン油の匂いのするセーム革って嫌いじゃない。
今のテンプレートの色はそんなセーム革の色に似たベージュ。
で、わたしが言いたいのはテンプレの色ではなくて
手袋がね、あたたかくて嬉しかったこと。
容赦ないビル風に肩をすくめて建物の中に飛び込んできたわたしに
ぶっきらぼうに汚れた皮の手袋を投げて寄こす男。
わたしと同じくこの会社では一匹狼の職人さん。
すわ決闘か!と、わたしは手袋を拾い上げる。
誰かの気配で再び自動扉が開いて背後から突然吹きつける雨雪まじりの風。
その冷たさに思わず手袋に片手を入れてあっ、と気づく。
油と泥で汚れたセーム革の柔らかな感触。
さっきまで付けていたのか妙にあたたかい。
鹿の体温ってこんな感じなのかな?と思ってしまう自分に笑っちゃう。
汚れているのはなんなんだけど、
マシン油の匂いのするセーム革って嫌いじゃない。
今のテンプレートの色はそんなセーム革の色に似たベージュ。
で、わたしが言いたいのはテンプレの色ではなくて
手袋がね、あたたかくて嬉しかったこと。



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