2008年01月20日 00:14
空は雲に穿たれて ちいさい穴をあけました。
まるでためいきのようなぽってりとした穴の白を
風がふうっと吹き流します。
空の穴からぬけていく風は どこへいくのでしょう。
「そんなの太陽に聞いてみなよ」
雲は忙しげに言うと 風の手をとり出かけていきました。
空にあいたちいさな穴にもう雲はいません。
ひゅるふると奇妙な縦笛の音がして
穴の向こうから ちかっとこちらを覗くものがいます。
「やあ、もうわたしの出番かい?」
そういうまもなく 空のすみからすみまで
蒼暗い紗を引きながら降りてきたものといえば、、、
……そう。星のドレスを身にまとう夜でした。
「ああこうしてみると、まるで世界がプラネタリウムのようだ」
出番の増えた火星は満足げです。
どうして雲は空に穴をあけたのでしょう。
どうして空に穴があいたのでしょう。
そんなことはどうでもいいことだよ、といいたげに
不意におとずれた ヨコシマで美しいプラネタリウムに
太陽を呼ぶことさえ忘れて見入る人間たちです。
空の穴は 癒されない傷のように
夜の子どもを次々にこの世界へ送り出しています。
いついつ戻る白い雲。
まるでためいきのようなぽってりとした穴の白を
風がふうっと吹き流します。
空の穴からぬけていく風は どこへいくのでしょう。
「そんなの太陽に聞いてみなよ」
雲は忙しげに言うと 風の手をとり出かけていきました。
空にあいたちいさな穴にもう雲はいません。
ひゅるふると奇妙な縦笛の音がして
穴の向こうから ちかっとこちらを覗くものがいます。
「やあ、もうわたしの出番かい?」
そういうまもなく 空のすみからすみまで
蒼暗い紗を引きながら降りてきたものといえば、、、
……そう。星のドレスを身にまとう夜でした。
「ああこうしてみると、まるで世界がプラネタリウムのようだ」
出番の増えた火星は満足げです。
どうして雲は空に穴をあけたのでしょう。
どうして空に穴があいたのでしょう。
そんなことはどうでもいいことだよ、といいたげに
不意におとずれた ヨコシマで美しいプラネタリウムに
太陽を呼ぶことさえ忘れて見入る人間たちです。
空の穴は 癒されない傷のように
夜の子どもを次々にこの世界へ送り出しています。
いついつ戻る白い雲。



コメント
児島の仙人 | URL | F4Omk9Fs
そんな夜は。。。
昔の「作品」を、掘り出してみるのもよいかもしれません。
そこには「あの頃」のままの自分がいますし、
「あの頃」には見えなかったものがみつかるかもしれません。
こちらは今、雪が降っています。
( 2008年01月20日 23:40 [編集] )
毒あり | URL | -
コメントしてすみませんでした
上手く説明できないのだけど
心引かれる文章でした
でも もう 来ません
私は自分なりの人生を生きていきたい
何度も何度もやり直しばかり
それでも 最後は笑って逝きたい
お返事くださって本当に嬉しかったです
さよならではなくありがとうと言わせてください
心穏やかに生きられればいいね
( 2008年01月20日 23:51 [編集] )
きむろみ | URL | w5curNNk
仙人さん、こんばんは
寒い夜のようですね。暖かくしてらっしゃいます?
こちらはね、白梅が例年より早く咲いていますよ。
田おこしも始まり、野焼きの煙が黒く日曜の空に上がってるのです。
しばらくすれば焼け跡からは蓬、土筆、すみれ、はこべら、アザミ、天人唐草……。
そうですね。今夜は昔描いたスケッチブックを開くのもよいかもしれません。
――暖かくしてらっしゃいます?
( 2008年01月21日 00:34 [編集] )
きむろみ | URL | w5curNNk
よいことがたくさんありますように
毒ありさん?お呼びしづらいな…(苦笑)
になるのは見逃してあげてもらって、、、、、
新しい道を行かれるのでしょうか。いつでもいらしてください。
……といいながらっ!
つい夕方までパスかけて引きこもり状態になってたのですね。ごめんなさいごめんなさい(汗)
時々短気が出てプライヴェートモード
また懲りずにお声掛けくださいな。気長めにお待ちしています。
あ、とても余計なお世話でもうひとつ。
今度いらしたら媚薬さんとお呼びしていいかしら?
きっとそのほうがあなたに似合います。
( 2008年01月21日 00:47 [編集] )
コメントの投稿