2008年07月11日 04:25
人の背中を見て殺してくなった
…と書いたら、それは犯罪者予備軍の言葉だろうかね。
軍、軍かぁ。戦争って感じ?軍というにはあまりに衆を感じない孤独な心もちなんだけどな。
殺したくなる気持ちは衆(集)を形成できるのだろうか?
同じレベル・温度・同じような設定で同じ武器で、同じ角度から相手を嬲り殺すってのは、どうよ。
完璧な同調なんぞ浅ましき人間の精神レベルでは無理なのだからしてさ。無理だ無理。みんな同じでみんないい殺し方などできないし、そもそも同じ殺意をもてないのが人間だろう。
そこが人間のよさなのかもしれない。人間のお人よしさ。……はっ、人間だもの。『人』だわな。
どうして人間はケモノと自らを分け違えたるのだろう。どうしてわたしは。
ケモノだったらいいのに。ケモノだったら損得を考えず、喰いつきたいものに喰い付く。敵であるものには牙をむく。自分を守るために相手の血が流れようと平気。
ケモノだったら勘のよさでコイツ強そうだな、と思えばさっさと逃げるのだろうな。自分を守るために。
それでもいいのかもしれない。生きるって言うのが第一義なら。
わたしはケモノにもなれないか。――人にもなれないけどね。
わたしは「生きる」ことは第一義なのかな。一番大切なことなのかな。
殺したくなる背中を見ていると、自分が生きていることはどうでもよくなり、この背中に熱湯や鋭い刃や切れないロープを巻きつけ、或いは貫き刺し、浴びせかけ、そいつが煩悶しながら死に行く風景を淡々と見たくなる。
見るためならわたしの命が途絶えようと構わないとさえ、刹那に思う。そんなときがある。
聞かないでくれ、なぜ殺したいのか。
刹那は性的な満足と同義だろうか。性的な満足を…これといった達成感を感じたことがないが、殺人という想像の元に沸き立つ高揚感みたいなものは何だ?
安易に性と殺人をつなげてみせようとする自分の思考はいったいどれだけ醜いのだろう。
汚れているのだろう。
思う。性が汚いのか、殺人が汚いのか。それとも両方か。両方の境を見極めず同時に雑ぜて考えるわたしか。やはりわたしか。
地面がぐらりと傾ぐ。気のせいかもしれない。
傾ぎ続けるわたしの魂はどこまで落ちてゆけば、どこまで踏みつければよいのだろう。
汚い。わたしは汚い。人の背中に視界が真っ赤になるくらいの殺意を押し付けたがる。
わたしは汚い。
…と書いたら、それは犯罪者予備軍の言葉だろうかね。
軍、軍かぁ。戦争って感じ?軍というにはあまりに衆を感じない孤独な心もちなんだけどな。
殺したくなる気持ちは衆(集)を形成できるのだろうか?
同じレベル・温度・同じような設定で同じ武器で、同じ角度から相手を嬲り殺すってのは、どうよ。
完璧な同調なんぞ浅ましき人間の精神レベルでは無理なのだからしてさ。無理だ無理。みんな同じでみんないい殺し方などできないし、そもそも同じ殺意をもてないのが人間だろう。
そこが人間のよさなのかもしれない。人間のお人よしさ。……はっ、人間だもの。『人』だわな。
どうして人間はケモノと自らを分け違えたるのだろう。どうしてわたしは。
ケモノだったらいいのに。ケモノだったら損得を考えず、喰いつきたいものに喰い付く。敵であるものには牙をむく。自分を守るために相手の血が流れようと平気。
ケモノだったら勘のよさでコイツ強そうだな、と思えばさっさと逃げるのだろうな。自分を守るために。
それでもいいのかもしれない。生きるって言うのが第一義なら。
わたしはケモノにもなれないか。――人にもなれないけどね。
わたしは「生きる」ことは第一義なのかな。一番大切なことなのかな。
殺したくなる背中を見ていると、自分が生きていることはどうでもよくなり、この背中に熱湯や鋭い刃や切れないロープを巻きつけ、或いは貫き刺し、浴びせかけ、そいつが煩悶しながら死に行く風景を淡々と見たくなる。
見るためならわたしの命が途絶えようと構わないとさえ、刹那に思う。そんなときがある。
聞かないでくれ、なぜ殺したいのか。
刹那は性的な満足と同義だろうか。性的な満足を…これといった達成感を感じたことがないが、殺人という想像の元に沸き立つ高揚感みたいなものは何だ?
安易に性と殺人をつなげてみせようとする自分の思考はいったいどれだけ醜いのだろう。
汚れているのだろう。
思う。性が汚いのか、殺人が汚いのか。それとも両方か。両方の境を見極めず同時に雑ぜて考えるわたしか。やはりわたしか。
地面がぐらりと傾ぐ。気のせいかもしれない。
傾ぎ続けるわたしの魂はどこまで落ちてゆけば、どこまで踏みつければよいのだろう。
汚い。わたしは汚い。人の背中に視界が真っ赤になるくらいの殺意を押し付けたがる。
わたしは汚い。



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